XMTradingのZero口座は、スプレッド0.0pips〜のraw spreadを提供するECNスタイルの口座タイプです。
「最狭スプレッドでスキャルピングしたい」「ECN的な透明性の高い約定環境で取引したい」という上級者に人気の口座ですが、往復$10/ロットの取引手数料があるため、総コストの理解が不可欠です。
この記事では、Zero口座のスペック・メリット・デメリット・手数料の仕組みから、KIWAMI極口座との正直な比較まで徹底解説します。
この記事を読めば分かること
- Zero口座の基本スペックと他口座との違い
- Zero口座のメリット5つ・デメリット5つ
- 取引手数料の仕組みと実質スプレッドの計算方法
- KIWAMI極口座との総コスト比較と使い分け
目次
XMTradingのZero口座はこんな人におすすめ
Zero口座は、以下のような方に最適な口座タイプです。
最狭スプレッドでスキャルピングしたい上級者
Zero口座のスプレッドはUSD/JPYで平均0.1pips(0.0pips〜)と、XMTradingの全口座タイプの中で最も狭い水準です。
スキャルピングのように数pipsの値幅を狙う取引スタイルでは、スプレッドの狭さが直接利益に影響します。0.0pipsの瞬間を狙えるZero口座は、高頻度でエントリー・決済を繰り返す上級者にとって大きな武器になります。
ECNスタイルの約定環境を求めるトレーダー
Zero口座は、スプレッドと手数料が明確に分離されたECNスタイルの口座です。
スプレッドに手数料が上乗せされるタイプの口座では、取引コストの内訳が見えづらくなります。Zero口座なら「raw spread+固定手数料」という透明な構造のため、自分が支払っているコストを正確に把握できます。
EA(自動売買)で高頻度取引を行う人
EAによる自動売買では、取引回数が多くなるほどスプレッドの狭さが重要になります。
Zero口座の0.0pips〜という極狭スプレッドは、1日に何十回とエントリーするようなEAとの相性が抜群です。手数料は固定なので、コスト計算もしやすくバックテストとの乖離が少なくなります。
Zero口座の基本スペックと他口座タイプ比較
Zero口座の基本スペック
| 1ロットの通貨量 | 10万通貨 |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 最小ロット | 0.01ロット(1,000通貨) |
| 最大ロット | 50ロット |
| 最大ポジション数 | 200 |
| スプレッド(USD/JPY) | 平均0.1pips(0.0pips〜) |
| スプレッド(EUR/USD) | 平均0.1pips(0.0pips〜) |
| スプレッド(GBP/USD) | 平均0.4pips |
| 取引手数料 | 往復$10/ロット(片道$5) |
| スワップ | あり |
| 最低入金額 | $5(約500円) |
| 口座開設ボーナス | 対象 |
| 入金ボーナス | 対象外 |
| XMポイント(XMP) | 対象外 |
| 取引プラットフォーム | MT4 / MT5 |
| マージンコール / ロスカット | 50% / 20% |
| ゼロカット | あり(追証なし) |
| 仮想通貨CFD | 取引不可 |
| 通貨ペアのシンボル | ピリオド付き(例: USDJPY.) |
4口座タイプ比較表
Zero口座と他の口座タイプの違いを一覧で確認しましょう。
| 項目 | ゼロ | KIWAMI極 | スタンダード | マイクロ |
|---|---|---|---|---|
| 1ロット | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 1,000通貨 |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
| スプレッド | 0.0pips〜 | 0.6pips〜 | 1.0pips〜 | 1.0pips〜 |
| 取引手数料 | 往復$10/ロット | 無料 | 無料 | 無料 |
| スワップ | あり | フリー | あり | あり |
| 口座開設ボーナス | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 入金ボーナス | 対象外 | 対象外 | 対象 | 対象 |
| XMポイント | 対象外 | 対象外 | 対象 | 対象 |
| 仮想通貨CFD | 不可 | 可 | 可 | 可 |
Zero口座の最大の特徴はスプレッド0.0pips〜という業界最狭水準のraw spreadです。ただし、別途取引手数料がかかる点と、最大レバレッジが500倍に制限される点が他口座との大きな違いです。
▶ 4つの口座タイプをまとめて比較したい方はXM口座タイプ徹底比較をご覧ください。
Zero口座のメリット5つ
1. スプレッド0.0pips〜で業界最狭水準のraw spread
Zero口座の最大の魅力は、raw spreadが0.0pips〜という圧倒的なスプレッドの狭さです。
USD/JPYやEUR/USDでは平均0.1pipsと、スタンダード口座(平均1.6pips)と比較して10分の1以下のスプレッドで取引できます。
相場の流動性が高い時間帯(ロンドン〜ニューヨーク市場)では、0.0pipsの状態が頻繁に発生します。この瞬間にエントリーすれば、スプレッドコストはゼロです。
2. ECNスタイルの透明性の高い約定環境
Zero口座は、スプレッドと取引手数料が明確に分離されたECNスタイルの口座です。
通常の口座ではスプレッドの中にブローカーの利益が含まれていますが、Zero口座ではraw spread(生のスプレッド)がそのまま提示され、ブローカーの利益は別途手数料として徴収されます。
この構造のメリットは、取引コストの透明性が極めて高いことです。「スプレッドが不自然に広がった」といった疑念を持ちにくく、公正な取引環境で安心してトレードできます。
3. スキャルピング・高頻度取引に最適
スキャルピングでは、1回の取引で数pipsの利幅を狙います。そのため、スプレッドが0.1pips違うだけでも大きな差になります。
Zero口座なら、スプレッドが0.0〜0.1pipsの状態でエントリーできるため、わずかな値動きでも利益を出しやすい環境が整っています。
また、手数料が固定($10/ロット)のため、相場状況によってコストが変動しにくく、安定した取引戦略を組み立てやすいのもメリットです。
4. 口座開設ボーナス(13,000円)は受け取れる
Zero口座は入金ボーナスやXMポイントの対象外ですが、口座開設ボーナス(13,000円)は受け取れます。
初めてXMTradingで口座を開設する方なら、13,000円のボーナスだけでZero口座のスプレッド環境をノーリスクで体験できます。
入金なしでリアルトレードを始められるので、「Zero口座の約定環境を試してみたい」という方にも最適です。
5. ゼロカット保護で追証なし
Zero口座にもゼロカットシステムが適用されます。
相場の急変動で口座残高がマイナスになっても、XMTradingが損失を補填してくれるため、入金額以上の損失が発生することはありません。
レバレッジ500倍でのスキャルピングはハイリスクに感じるかもしれませんが、ゼロカット保護があるため、最悪の場合でも入金額を失うだけで済みます。
Zero口座のデメリット・注意点5つ
1. 往復$10/ロットの取引手数料がかかる
Zero口座はスプレッドとは別に、往復$10/ロット(片道$5/ロット)の取引手数料がかかります。
この手数料をpipsに換算すると約1.0pips相当です。つまり、「スプレッド0.0pips」と表示されていても、実質的な取引コストは手数料分を加えた約1.0pipsになります。
「スプレッド0.0pips=取引コストゼロ」ではないという点は、しっかり理解しておきましょう。手数料の詳細は後述のセクションで解説します。
2. 最大レバレッジが500倍に制限
XMTradingの他口座(スタンダード・マイクロ・KIWAMI極)は最大レバレッジ1,000倍ですが、Zero口座は500倍が上限です。
レバレッジ1,000倍と500倍では、同じ通貨量を取引するのに必要な証拠金が2倍異なります。
| 取引量 | レバレッジ1,000倍 (他口座) |
レバレッジ500倍 (Zero口座) |
|---|---|---|
| 1ロット(10万通貨) | 約15,000円 | 約30,000円 |
| 0.1ロット(1万通貨) | 約1,500円 | 約3,000円 |
| 0.01ロット(1,000通貨) | 約150円 | 約300円 |
※ドル円=150円で計算
資金効率を最大限に活かしたいトレーダーにとっては、この制限はデメリットになり得ます。
3. 入金ボーナス・XMポイント対象外
Zero口座は入金ボーナスとXMロイヤルティプログラム(XMP)の対象外です。
- 口座開設ボーナス(13,000円):対象
- 入金ボーナス(最大$10,500相当):対象外
- XMポイント(XMP):対象外
ボーナスを最大限に活用したい場合は、スタンダード口座やマイクロ口座の方が適しています。特に入金ボーナスの100%ボーナス($500まで)は非常に大きいため、初回はボーナス対応口座で開設し、追加口座でZeroを開設するのが賢い使い方です。
4. 仮想通貨CFDが取引不可
Zero口座では仮想通貨CFD(ビットコインなど)の取引ができません。
XMTradingでは、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座で仮想通貨CFDを取引できますが、Zero口座だけは対象外です。
仮想通貨CFDも取引したい場合は、別の口座タイプを追加開設して使い分ける必要があります。
5. 総コストではKIWAMI極口座に負けるケースが多い
これは正直にお伝えすべき重要なポイントです。
Zero口座の実質コスト(raw spread+手数料1.0pips)と、KIWAMI極口座のスプレッドのみのコストを比較すると、多くの通貨ペアでKIWAMI極口座の方が安いという結果になります。
| 通貨ペア | Zero(実質) | KIWAMI極 | 安い方 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 1.1pips | 0.7pips | KIWAMI極 |
| EUR/USD | 1.1pips | 0.7pips | KIWAMI極 |
| GBP/USD | 1.4pips | 1.3pips | KIWAMI極 |
詳しい比較はKIWAMI極口座との比較セクションで解説しますが、「スプレッドが狭い=コストが安い」ではないという点を理解しておきましょう。
Zero口座の取引手数料の仕組みを徹底解説
Zero口座を正しく使いこなすために、取引手数料の仕組みを完全に理解しておきましょう。ここがZero口座の核心です。
手数料の基本構造
Zero口座の取引手数料は以下のとおりです。
- 片道:$5 / ロット(エントリー時またはクローズ時)
- 往復:$10 / ロット(1回の取引トータル)
手数料は取引ロット数に比例します。0.1ロットなら往復$1、0.01ロットなら往復$0.1です。
MT4とMT5で手数料の徴収タイミングが違う
同じZero口座でも、使用するプラットフォームによって手数料の徴収タイミングが異なります。
| プラットフォーム | 徴収タイミング | 内容 |
|---|---|---|
| MT4 | ポジションオープン時 | 往復分$10を一括徴収 |
| MT5 | オープン時+クローズ時 | $5ずつ分割徴収 |
MT4ではポジションを開いた瞬間に往復分の$10が口座残高から差し引かれるため、エントリー直後の含み損が大きく見える点に注意しましょう。決済時に追加で引かれることはありません。
MT5では$5ずつ分割されるため、損益計算がより直感的です。
手数料をpipsに換算する方法
Zero口座の手数料を他口座のスプレッドと比較するには、$10をpipsに換算する必要があります。
1ロット(10万通貨)あたりの1pipsの価値は約$10(ドルストレートの場合)です。つまり、往復手数料$10/ロットは約1.0pips相当になります。
この「手数料1.0pips」をraw spreadに加えたものが、Zero口座の実質スプレッドです。
実質スプレッド計算表
主要通貨ペアの実質スプレッド(raw spread+手数料換算)を確認しましょう。
| 通貨ペア | raw spread (平均) |
手数料換算 | 実質スプレッド |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.1pips | +1.0pips | 1.1pips |
| EUR/USD | 0.1pips | +1.0pips | 1.1pips |
| GBP/USD | 0.4pips | +1.0pips | 1.4pips |
重要:「スプレッド0.0pips」と聞くと取引コストがゼロに感じますが、実際には手数料込みで約1.0pips以上のコストがかかります。Zero口座を検討する際は、必ず実質スプレッドで比較しましょう。
Zero口座の開設方法
初めてXMTradingを利用する場合
- XMTrading公式サイトにアクセス
- 「口座を開設する」をクリック
- 個人情報を入力
- 口座タイプで「Zero(1ロット=100,000)」を選択
- 本人確認書類をアップロード
- 口座の有効化が完了すれば取引開始
口座開設は約3分で完了し、本人確認は通常1営業日以内に完了します。
注意:口座開設ボーナス(13,000円)を受け取るには、初回の口座開設時に申請が必要です。Zero口座でも受け取れますが、入金ボーナスを最大限に活用したい場合は、初回はスタンダード口座で開設し、追加口座でZero口座を開設するのがおすすめです。
すでにXMアカウントを持っている場合(追加口座)
- XM会員ページにログイン
- 「追加口座開設」をクリック
- 口座タイプで「Zero」を選択
- レバレッジ・基本通貨を設定
- 開設完了(即時反映)
追加口座は最大8口座まで開設可能で、本人確認は不要です。既存口座からZero口座への資金移動も即座に行えます。
KIWAMI極口座との比較・使い分け
Zero口座を検討する際、最も比較されるのがKIWAMI極口座です。どちらも低スプレッド口座ですが、コスト構造が異なります。正直に比較していきましょう。
総コスト比較表(主要6通貨ペア)
| 通貨ペア | Zero raw spread |
Zero 手数料換算 |
Zero 実質コスト |
KIWAMI極 スプレッド |
安い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.1pips | +1.0pips | 1.1pips | 0.7pips | KIWAMI極 |
| EUR/USD | 0.1pips | +1.0pips | 1.1pips | 0.7pips | KIWAMI極 |
| GBP/USD | 0.4pips | +1.0pips | 1.4pips | 1.3pips | KIWAMI極 |
| EUR/JPY | 0.4pips | +1.0pips | 1.4pips | 1.2pips | KIWAMI極 |
| AUD/USD | 0.4pips | +1.0pips | 1.4pips | 0.9pips | KIWAMI極 |
| GBP/JPY | 1.2pips | +1.0pips | 2.2pips | 1.4pips | KIWAMI極 |
結論:主要6通貨ペア全てで、KIWAMI極口座の方が総コストが安いという結果です。
これは手数料の$10/ロット(約1.0pips相当)が大きく、raw spreadの狭さだけではカバーしきれないためです。
それでもZero口座を選ぶ理由
総コストでは不利なZero口座ですが、それでも選ばれる理由があります。
- 0.0pipsの瞬間がある:KIWAMI極口座でも0.6pips程度のスプレッドはありますが、Zero口座ではスプレッドが完全にゼロになる瞬間があります。この瞬間を狙うスキャルパーには大きなアドバンテージです
- ECN的な約定環境:スプレッドと手数料が分離された構造は、約定の透明性を重視するトレーダーに支持されています
- コスト計算の安定性:手数料が固定のため、スプレッドの変動幅が小さく、EA運用でのバックテストとリアルの乖離が少なくなります
どちらを選ぶべきか
以下を参考に、自分のトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
KIWAMI極口座が向いている人:
- 総コストを最優先したい
- スイングトレードやデイトレードが中心
- スワップフリーで中長期保有したい
- 仮想通貨CFDも取引したい
- レバレッジ1,000倍を使いたい
Zero口座が向いている人:
- 0.0pipsの瞬間を狙うスキャルピングをしたい
- ECNスタイルの透明な約定環境を重視する
- EAで高頻度取引を行い、固定手数料でコスト管理したい
- 手数料を経費として計上したい(法人・個人事業主)
迷ったらKIWAMI極口座をおすすめします。総コストが安く、スワップフリー・レバレッジ1,000倍・仮想通貨対応と、機能面でもZero口座より優れている点が多いです。Zero口座は、ECN環境や0.0pipsスプレッドに明確なメリットを感じる上級者向けの口座と考えてください。
Zero口座に関するよくある質問
Q. Zero口座とKIWAMI極口座、結局どっちが安い?
多くの通貨ペアで、KIWAMI極口座の方が総コストは安いです。Zero口座はraw spreadが0.0pips〜ですが、往復$10/ロット(約1.0pips相当)の手数料を加えた実質コストで比較すると、手数料無料のKIWAMI極口座に軍配が上がります。ただし、Zero口座にはスプレッドが完全にゼロになる瞬間がある点や、ECN的な約定環境といった独自のメリットがあります。
Q. Zero口座の手数料は経費にできる?
はい、Zero口座の取引手数料は経費として計上できる可能性があります。スプレッドコストは通常、売買損益に含まれて計算されますが、Zero口座の手数料はスプレッドとは別に明確に記録されるため、経費として分離しやすいのが特徴です。ただし、具体的な税務処理については税理士にご確認ください。
Q. Zero口座でEA(自動売買)は使える?
はい、Zero口座でEA(自動売買)は問題なく使えます。MT4・MT5ともにEAの稼働が可能です。Zero口座はスプレッドが狭く手数料が固定のため、高頻度EAとの相性が良い口座です。ただし、EA設定時の通貨ペアシンボルは「USDJPY.」のようにピリオド付きになるため、シンボル名の設定にご注意ください。
Q. Zero口座でゴールドは取引できる?
はい、Zero口座でもゴールド(XAUUSD)の取引は可能です。ゴールドもraw spreadで取引でき、スプレッドは他口座と比較して狭い水準です。ただし、別途取引手数料がかかる点は通貨ペアと同様です。シンボル名は「GOLD.」のようにピリオド付きとなります。
まとめ|Zero口座は「透明性と極小スプレッドを求める上級者」向け
XMTradingのZero口座について解説しました。ポイントを整理します。
- スプレッド0.0pips〜:XMTrading全口座中で最狭のraw spreadを提供
- 取引手数料は往復$10/ロット:pips換算で約1.0pips相当のコストが加算される
- ECNスタイルの透明な約定環境:スプレッドと手数料が明確に分離
- 最大レバレッジは500倍:他口座の1,000倍より低い
- 総コストではKIWAMI極口座の方が安いケースが多い:正直に比較した結果
Zero口座は万人向けの口座ではありません。0.0pipsの瞬間を活かしたスキャルピング、ECN的な約定環境、固定手数料によるコスト管理に明確なメリットを感じる上級者にこそ価値がある口座です。
どの口座にするか迷っている方は、まずKIWAMI極口座から始めてみてください。その上でZero口座の特徴が必要だと感じたら、追加口座として開設するのがベストな選択です。