2026年1月28日、ドル円(USD/JPY)は一時152.2円台へとさらに下落し、私が調整が始まると言った高値159.5円から実に700pips以上下げています。
連日の下落に「どこまで下がるのか?」「そろそろ暴落するのではないか?」と不安を感じている方も多いでしょう。メディアでは介入の可能性を大きく報じていますが、チャートを冷静に分析すると、少し違った景色が見えてきます。
結論から言えば、現在の動きは「上昇トレンドの中の一時的な調整」に過ぎないと考えています。週足レベルでのトレンドは依然として明確に「上」を示しており、むしろ調整局面は絶好の買い場となる可能性があります。
本記事では、最新の市場ニュースとファンダメンタルズを確認しつつ、私が注目している具体的なプライスアクションと「150.7円」という重要な節目について解説します。
✅ この記事を読めば分かること
- ドル円152円台への下落の背景と要因
- 週足チャートから見る本当のトレンド方向
- 押し目買いの注目ポイント「150.7円」の根拠
今回の急騰と市場の反応:なぜ152円台へ?
まず、直近の動きをおさらいしましょう。1月28日の東京市場および欧州市場において、ドル円は堅調に推移し、152.71円付近の高値をつけました。
この背景には、以下の要因が絡み合っています。
- 日米金利差の再意識:FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げペースが市場の想定より緩やかになるという観測が強まり、ドル買い圧力が継続しています。
- 実需のドル買い:輸入企業等による実需の円売り・ドル買いフローが底堅く、下値を支えています。
- 介入観測によるショートカバー:「介入があるかもしれない」という警戒感から、逆にショート(売り)ポジションの買い戻しが入り、相場を押し上げる皮肉な展開も見られます。
介入警戒感の高まりと「レートチェック」の噂
152円台後半に入ると、当然ながら政府・日銀による為替介入への警戒レベルは最高潮に達します。実際に市場では、NY連銀による「レートチェック(銀行に対してレートを問い合わせる牽制行為)」が行われたのではないかという噂も飛び交っています。
財務相や財務官からも、「行き過ぎた動きには適切に対応する」といった口先介入が繰り返されています。しかし、過去の事例を見ても、口先介入だけでトレンドが完全に反転することは稀です。実弾介入が入れば一時的に2〜3円急落する可能性はありますが、ファンダメンタルズが変わらない限り、それは「絶好の押し目」として機能することが多いのです。
【独自分析】週足から見る「152円台」の意味と今後のシナリオ
ニュース見出しだけに踊らされず、チャートの声を聴くことが重要です。私の分析では、現在の上昇はまだ終わっておらず、むしろこれからが本番である可能性が高いと見ています。
週足は明確に「上」へ行きたがっている
週足チャートを確認すると、安値を切り上げながら力強く上昇トレンドを描いていることが分かります。私が引く斜めのラインとロウソクの関係を見ても、市場心理は依然として「ドル高・円安」を支持しています。
上昇トレンドの底が抜けるには、まだまだ下げないといけないのです。
1時間足レベルで見れば売りの過熱感があるように見えるかもしれませんが、より大きな時間軸である週足では、現在の152円台は通過点に過ぎない可能性があります。
現在は「一時的な調整」に過ぎない
介入警戒感や短期的な利確売りによって、一時的にレートが下がる局面はあるでしょう。しかし、これはトレンド転換ではなく、上昇トレンド特有の「調整」と捉えるべきです。
むしろ、調整なしに一本調子で上がり続ける相場の方が脆弱です。適度なガス抜き(下落)があるからこそ、相場はさらに高く飛ぶことができます。
注目すべきターゲットは「150.7円」
では、どこで押し目買いを狙うべきか? 私が最も注目しているのは「150.7円」付近です。
この水準は、斜めに見る場合、窓埋めが完了する地点であり、強い上昇を見せるチャートが反発する可能性が高いポイントなのです。
- さらなる調整で下落してきた場合、150.7円付近まで落ちてくれば、そこは再上昇の起点となる可能性が高いです。
- ここで反発を確認できれば、再度強い上昇トレンドに回帰し、再度160円を目指す展開が想定されます。
現在の152円台後半という価格は、飛び乗り買いをするには少々「微妙な価格」です。焦って高値掴みをするのではなく、じっくりと調整を待ち、優位性の高いポイント引きつけてからエントリーするのが賢明な戦略と言えるでしょう。
まとめと戦略
今回のドル円急騰についての見解をまとめます。
- 現在の目線:基本的に「上」。週足レベルの上昇トレンドは崩れていない。
- 介入リスク:警戒は必要だが、下落は一時的である可能性が高い。
- トレード戦略:今の微妙な位置でのエントリーは避け、150.7円付近への調整を待つ。そこからの反発・再上昇の波に乗るのがリスクリワードの良いシナリオ。
市場のノイズに惑わされず、どっしりと構えてチャンスを待ちましょう。XMTradingなどのゼロカットシステムのある口座を使えば、万が一の急変動(スリッページ等)のリスクも限定しつつ、積極的なポジション取りが可能になります。
Q. ドル円は今後も円安が続きますか?
A. 長期的(週足レベル)には上昇トレンドが継続しており、円安方向への圧力が強い状態です。ただし、短期的には調整や介入による急落リスクもあるため、押し目買いのタイミングを見極めることが重要です。
Q. 150.7円まで下がらなかった場合は?
A. 相場に絶対はありません。もし浅い調整で高値を更新していく場合は、短期足(1時間足や15分足)でのブレイクアウトを狙うなど、戦略を切り替える必要があります。150.7円はあくまで「優位性の高い押し目候補」の一つです。